12月15日コーラスライン 広島公演ソワレ [ACL]
広島公演観てきました。
コーラスラインは1月に福岡公演以来の観劇になります。
私は高校時代に演劇部に所属してました(よく意外だといわれます(笑))
演劇部時代、新しい作品に取り掛かるとき、配役はすべてオーディションでした
部員数の多い部だったので、部活といえど、わりと本格的にやってるんです。
コーラスラインの出演者並みに『仕事をください』
って言うくらいのものではないですが、
やりたい役はオーディションでつかみ取る。オーディションにかける情熱はすごく共感できます。
キャスト
ザック 飯野おさみ
ラリー 影山 徹
ダン 朱 涛
マギー 勝田理沙
マイク 藤原大輔
コニー 大口朋子
グレッグ 道口瑞之
キャシー 滝沢由佳
シーラ 増本 藍
ボビー 丹下博喜
ビビ 小松陽子
ジュディ 恒川 愛
リチー 龍澤虎太郎
アル 松浦勇治
クリスティン 染谷早紀
ヴァル 樋口麻美
マーク 三雲 肇
ポール 田邊真也
ディアナ 熊本亜記
フランク 吉田龍之介
ロイ 金田暢彦
トム 前田員範
ブッチ 安東 翼
ビッキー 橋本 藍
ロイス 高田直美
トリシア 山崎菜摘
あまりに登場人物が多いので、気になったキャストさんの感想のみで勘弁してください(笑)
ザック役飯野おさみさん
私、結構飯野さん遭遇率いいんです(笑)
ウィキッド行くと、たいてい飯野さんがオズの魔法使いされてるし、アイーダ行けばゾーザーされてるしw
だから今回のACLも飯野さんで拝見できてすごくうれしいです
飯野ザックは、オーディションのシーンは本当に険しくて、厳しい。演出家って感じ。
だけど、やさしいんです。
田邉さん演じるポールの涙に駆け寄る飯野ザック…
『おと~さ~ん』と絶叫したくなるくらい、泣けます
そして本当にお若い
あんな激しいダンスナンバーをこなすなんて。。おいくつなんでしょうね。。。
ラリー役影山 徹さん
影山さんのダンスとても好きです。
劇中ザックが『ラリーのダンスのレベルを求めてる』とオーディション受験者に言う場面がありますが、
見本にされるくらい、きっちり、そしてかっこいいダンスをされます。
福岡で観た時は、全くといっていいほど印象に残らなかった役ですが、
今回、影山さんのダンスにほれぼれしてしまい、結構目で追ってしまいました(笑)
かっこよいし、笑顔がステキ
ダン役朱 涛さん
腕枕してみたいって思うくらい、ステキな二の腕されてます(笑)
筋肉好きのわもちょにはたまりません(笑)
マギー役勝田理沙さん
歌声きれい伸びる伸びる高音
『アット ザ バレエ』聞きほれちゃいました。声量もあるし、聞いていて心地よかった。。
ダンスも丁寧に踊ってらっしゃるし、ザック、この子落とすの惜しいんじゃない?…と私がラリーだったら言ってます。
あっ、まずラリーなら、キャスティングには口出さないか。。
マイク役藤原大輔さん
前回観た時は、斎藤洋一郎さん演じるマイク。
長い手足で踊られる姿がとても印象的だったのですが、
今回演じる藤原さんのアクロバティックなマイクもなかなかの見ごたえでおもしろかった。
やはりマイク役は、ピュアさを感じる役者さんにやっていただきたいですね。
コニー役大口朋子さん
ボブが本当にお似合いで、かわいい
さりげなく大口さんもボインとプリンですよね
そして役柄通りの年齢不詳。。
子役もできる…っていうのは無理があるかもしれないけど(岸本美香さんとかなら納得しちゃうけど)
実年齢より若い役はできると思います。
グレッグ役道口瑞之さん
正直、私の中でグレッグって印象が薄いんです。
ゲイってことと、あの生々しい初体験エピソードしか…
…でも、何だろう、この道口さんの存在感は。。。
そこに立ってるだけで、異様な存在感を放ってます、この方。ついつい目で追ってしまう。。
もっと目立つ役で観てみたい。スカーとかスカーとかスカーとか(笑)
キャシー役滝沢由佳さん
滝沢さん見て、『ショートにするなら滝沢さんみたいな髪形にしたいなぁ』・・・と密かに思ってました(笑)
初めてみる方なのですが、以前四季にいて、現在は客演の方なのですか??
とてもクールな方、ちょっととっつきにくい感のある恐い人?
…かと思いきや、笑った顔がとてもキュートな方すごくギャップがある。
前回観た時は坂田さんのキャシーだったのですが、
私個人的には、滝沢さんのダンスが好きだったなぁ。。
ダンスの技術的なものはよくわからないけど、滝沢キャシーの方が活き活き踊ってるというか
すごく楽しそうに踊られてるので、本当にダンスが好きなんだなぁ、舞台に立つことを生きがいにされてるんだなぁ
というのが伝わってきて、
ザックが心揺さぶられるのがよくわかるのです。
シーラ役増本 藍さん
前回に引き続き、シーラは増本さん
増本さんはWSSのアニタ役でも拝見したことがあるのですが、
強いけど心に何か傷がある女性や、強いけど心に弱さを持ってる女性の役とか、
強いけど○○な女性って役をされると天下逸品ですね。
シーラってつんっって強ぶってるところもあるけど、
実は自分の女優としての期限を決めたりして焦ったり、
幼いころには脆いというか弱い部分も持ってる。
昼ドラチックな幼少期を過ごしていて、シーラひとりで2時間ドラマが出来ちゃいそうな感じですね。
だからこそ、オーディションでは結果を残してほしかったのですが・・・非常に残念です。
ボビー役丹下博喜さん
丹下さんのセリフの言い回しって、観客をひきつけるというか、とても魅力的だと思います。
キャラクター的にボビーのセリフの言い回しって、観客をひきつけないと役が成り立たないので、
とても難しいと思うんです。
あと丹下さんって、ダンスの方ですか?
とてもダンスがダイナミックで、手足が長いからかなぁ…とても動きが大きくて、迫力あるダンスをされるなぁ…と感心してしまいました。
実は丹下さんと後日また遭遇してしまうのですが(笑)…この話はまた後ほど
ビビ役小松陽子さん
ビビは小松さんのためにある役では…と言ったら失礼ですかね(苦笑)
個性的なビジュアル…でもダンスは
福岡のライオンキングで一度観たことがあるのですが、
お顔をまじまじと見たのは初めてでした。
でも小松さんはちゃんと役を取られてるので、四季の世界はダンス10ルックス3でも大丈夫ということでしょうね(本当に失礼かも・・・)
ジュディ役恒川 愛さん
オーディションなのに自分の受験番号忘れるなんて。
ジュディという子はなんと図太いのでしょうか。。
しかし演じられてる恒川さんはとてもスレンダー美人です。
ただやはり衣装のレオタードが…目のやり場に困ります(苦笑)
リチー役龍澤虎太郎さん
今回いちばんときめいた役者さんです。
訛りもそんなに気にならず、そしてなによりダンスがかっこよぉい
あんな幼稚園の先生だったら・・・って、これはリチーは望んでない道だった(笑)
ダンスがね、とにかくかっこいいんです。でもちょいちょいくねってるとこもあって、それが愛嬌、かわいいんです。
そして最後、オーディションの結果発表の時の男泣き
こっちがもらい泣きっすよ~
かっこいい男の男泣きってステキ
いつか虎太郎さんのキャッツ観てみたいです
アル役松浦勇治さん
ワイルドビル~おかえり~
マンマのビルで戻ってこられるのを期待してましたが、アルでしたね(笑)
でも松浦さんのアルだったら、超年上のダンナさん、アリだと思います。
優しさあふれてるし、本当に奥さんのクリスティンを愛してるんだなぁ
と、ほのぼのしてしまいます。
ま、実際、あんな公衆の面前でいちゃいちゃらぶらぶされると、石投げたくなりますけど。。お芝居の中の設定なので・・・ここは心を広く持ちます
クリスティン役染谷早紀さん
広島出身の小川美緒さんが来るかと思いきや、染谷さん
染谷さん好きです。本当にかわいいし、本当にテンパってる(笑)
演技であのテンパりようならすごいです。
染谷クリスティンなら、守ってあげたいって思うアルの気持ちがとてもわかる。。
ヴァル役樋口麻美さん
初樋口さん。念願の樋口さん。。
きっとエルファバで観るんだろうなぁ…と思ってたら、それより先にヴァルで拝見することができました。
さすがタイトルロールをたくさんされてるだけあって、歌声、演技はさすが
ボインとプリンで本当におきれい、笑うとビックスマイルで本当にかわいい、ステキな方でした。
せっかく樋口さんが観れたので、もっと見どころの多い役で観てみたかったし、もっと歌が聞いてみたかった。
『愛した日々に悔いはない』を樋口さんで聞いてみたかった・・・なんて思ったり。。
でも、初樋口さん、大満足です。
ぜひ次はエルフィーで観たいですね。自由を求めて聞いてみたい。
あと樋口さんには関係ないですが、ヴァルの衣装。。
プリンを強調するためにあれだけお尻出すなんて…くいこんで着心地悪いだろうなぁ…とついつい考えてしまう私。
マーク役三雲 肇さん
三雲さんもほんまかわいい
あの笑顔に癒されます。
訛りが若干気になりますが、それも愛嬌(笑)
モリッツ役ではいつも逃げられますが(笑)マークではいつも三雲さん。
淋病話はいつも爆笑です。マークってほんまおもろいキャラだわw
ポール役田邊真也さん
ポールの独白。いつも泣かされます
田邉さんが脆い危うい役を演じられると、とても心をつかまれます。
田邉ポールが同性愛者でなければ、好きになるかも。。嗚呼残念。。
ディアナ役熊本亜記さん
私、熊本さんは好きなのですが、ディアナという人物像が、あまり好きではないのです。
なんか言い訳がましいというか。。。まだ観方が甘いのかもしれませんが…
ただ、ディアナの歌は好きです
『愛した日々に悔いはない』とか(これはカラオケでついつい歌っちゃう)『Nothing』とか。。
でも性格があまり…個人的に好きではない。。
きっと友だちになれんだろうなぁ。。といつも思います。
そうそうびっくりしたのが、落ち組に金田暢彦さんがいたこと
ビックではなくボックの金田さん。
けっこうベテラン役者さんだろうに、落ち役で、しかも初々しい感じ(笑)
さすが役者さんだわw
なんだかんだで長々と書いてしましました(笑)
福岡に続き2回目の観劇だったのですが、
福岡の時より、今回の方がキャストさんの個性が光って、バランス良くって
観てておもしろかったです。
ぜひまた観たいなぁ…しばらく再演はなさそうだけどwちょっと期待してます